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深冷の候

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日没の早さと共に夜の深まりも増し、朝夕はめっきり冷え込む季節となりました。

草木が向冬の装いを見せ始め四季の移ろいを感じるようになりましたが、四季のみならず、今年は様々なものの移ろいや変化を感じる事が多かったように思えます。

今年を振り返るにはまだまだ時期尚早ではありますが、今年はコロナで始まりコロナで終える。私はそんな我慢の一年だったと言えます。

とはいえ、昨年との違いはコロナ禍でも反撃の嚆矢となる予防投薬や治療薬が次々に開発・承認され、コロナ治療に関する有効的手段が各企業から発表された事もあり、当時は不安一色だったコロナ関連の話題もいつしかゼロコロナの可能性を見いだせるような明るい話題も増えつつあります。

そんな移ろいの最中、感染者数の激減もあってか当時の不安は今やどこ吹く風、次第に以前のような活気を取り戻しつつある日本の動向ではありますが、コロナに対して緊張の糸が解れたころへ欧州で発現した変異株亜種の猛威を奮う危険性に一抹の不安を感じずにはいられません。四季の移ろいとともに日本の情勢がより良い方向へ移ろいゆくよう切に願うばかりでございます。

                                      足立

2021.11.06

○○の秋

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