麗春の候
川辺の柳も青々と芽吹き、すっかり春めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏日のように暖かい日もあれば、秋日のように少し肌寒い日もあったりと、寒暖差で体調の維持が難しい時期ではありますが、どうかご自愛くださいませ。
さて、今や世界の注目を一身に受けているロシア、ウクライナ問題。私達日本人には、特に今に生きる働き盛りの年代、それ以降の方々には、戦争というものにあまり馴染みがないかと思います。
寧ろ、馴染みがない方が良いものではありますが、いつまでも対岸の火事、他人事では済まされる問題ではなく、輸入大国である日本に於いて、ロシア、中国への経済制裁、円安の影響など、これらは自国の首を絞めつける結果になりうる上に、その代償は物価や税率の上昇、すなわち私達国民の血税によって支払われることとなります。
コロナウィルスの蔓延、ロシア・ウクライナ問題、それに伴い浮き彫りとなる様々な弊害。
人口の急減、経済規模の縮減、これらは労働力人口の減少と同義で経済成長の足かせとなり、円安問題に於いては日本の負債に直結する為、今後、この戦争に”直接”関わる事がなくとも、”間接的”に関わっていくことになると考えます。
今まさに、激動の時代ではありますが、日々の小さな幸せを噛みしめ、希望を捨てずに少しでも生きやすい世の中へとなります事、心よりお祈りいたします。
2022.04.24