啓蟄の候
スズランのような小さな花が連なり、豪華に垂れ下がって咲き乱れている馬酔木の花姿と、過ごしやすい暖日に春の訪れを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
かく言う私は、同時に花粉症に悩まされる季節の到来でもありますので、春の心地良さを純粋に感じる事が難しく、花粉症に縁遠い方が心底羨ましくもあります。
しかしながら、春の訪れを感じつつも、ふと世界の情勢に目を向けてみますと、コロナの話題一色だった昨今、いつしかロシアによるウクライナへの主権、領土侵略問題から戦争の勃発、今後のNATOの動き方次第では日本もいよいよ対岸の火事では済まされない現実が身近に迫り、最悪の事態である第三次世界大戦勃発の可能性も示唆され、世界は不安とコロナによる二十苦、その上日本では宮城県沖での地震と、立て続けに心をすり減らされるような問題が次々に飛び込んでまいります。
目を背けたくなるような暗い話題ばかりで、日本のみならず世界規模で厳しい状況下ではございますが、一刻も早い終戦と、経済の再生、以前の日常が訪れるよう、心から願っております。
足立
2022.03.21