「桜」
皆さまこんにちは!
この春、萩の里あすかの事務所に入職いたしました久保と申します。
老人保健施設で仕事をするのは初めてなので、はやく覚えられるように頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 さて、4月ももう終盤を迎え、あちらこちらに咲いていた桜の花も見かけることはなくなりました。 皆さまもご承知の通り、「桜」は日本を代表する花木として古くから愛されてきました。その一方で、咲いては散る特性に「はかなさ」の象徴とされ、和歌に詠まれたり、着物のモチーフとされるなど、古くから日本文化とともに存在してきました。また桜は根が強く、川の堤防に植えられ、その美しい花を愛でに来る人々によって地固めされた堤防は川の氾濫を抑え人々を洪水の被害から守ってきました。そして桜は花だけでなく、木の部分も重宝され、仕上がりが美しく耐久性の高い桜は高級家具の材料としても用いられるなど、様々な点で人々の暮らしの傍らで存在してきました。 桜の種類として、日本では「ソメイヨシノ」がポピュラーですが、それ以外にも500以上の種類があり、日本をはじめ中国、韓国、台湾、ミャンマーなど温帯地域に広く自生しているそうです。桜の原産はネパールのヒマラヤであるという説がありますが、現代で「桜」というと「日本」「お花見」というほど、日本の桜の美しさは世界でも有名です。
日本中様々なところで見かけられる桜ですが、暑い夏も寒い冬もじっと我慢し、花を咲かせる一瞬に備えて粛々と準備をし、毎年忘れることなく私たちをその美しい花で和ませてくれる。そんな桜を見習って、私も自己研鑽に努め、ご利用者の一瞬一瞬、ひと時の笑顔のために、萩の里あすかの一員として頑張っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
久保
2025.04.25