代表挨拶
「誰もが生き生きできる場所」

当施設が開設して10年以上が経過しました。その間に日本の高齢化率は10%以上も上昇 し、認知症患者の数は5人に1の割合になると言われています。
現在、当施設がある高市 郡高取町の高齢化率は40%を超えています。今後も、高齢化は更に加速していく一方で、住み慣れた場所で過ごすにはどうすればいいのかという課題が付き纏います。
この問題に 対し当施設は、
私ども含めスタッフ一同一丸となってサポートしてまいります。
副施設長 / 辰巳 六治
施設の基本方針
~心からふれあう事で生まれるぬくもりや優しさを、人から人へと紡ぐ~
介護老人保健施設とは、介護や看護を必要とする高齢者の方々に対して、能力に応じた自立を支援するため、医師による医学的管理の下、理学療法士等によるリハビリテーションを通じて、スムーズな家庭復帰を目指していただく施設です。当施設は、このような役割や機能を有することを基本として、特に本来機能である「リハビリテーション」と専門領域である「認知症対応」を特色として、地域福祉・地域医療に貢献してまいります。
そして法人の理念である「Heart to Heart」真のふれあい・やさしさをモットーに、当施設は誰もがぬくもりを感じ安心できる場所であり続け、人が人らしく生活できるよう 精神誠意、真心を込めてサービスをご提供させて頂きます。
萩の里あすか 3つの特色
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1.本来機能である
リハビリテーションの強化理学療法士、作業療法士を中心として、医師や看護師、介護士を含めたリハビリの専門家集団によって、包括的なケアサービスを行う施設創りに努めています。特に、デイケアスペースを中心とした「機能訓練ゾーン」をできるだけ広く確保することにより、広く地域に開かれた「在宅サービスの拠点としての機能」を果たしてまいります。
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2.病院機能を最大限に活用した
認知症対応精神・問題行動などを有する認知症高齢者の処遇を行うのにふさわしい「認知症専門棟」を設置し、まさしく認知症に重点を置いたケアを提供してまいります。グループの飛鳥病院では、当施設のバックアップ施設として迅速な対応が可能であり、場合によっては病院の医師も対応するなど精神科病院を母体とする施設の利点を最大限に活かしてまいります。
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3.地域に根ざした在宅支援・
医療と福祉の連携強化当施設は、近隣に学校や福祉施設、そして閑静な住宅地が広がる福祉・文教ゾーンとして位置づけられた立地環境にあります。特に年々増加を続ける認知症の場合は、生活環境と病状が密接に関係していることから、このような「面」としての立地環境、生活環境は極めて重要であると考えています。私ども施設は医療と福祉の連携によって、住み慣れた地域で自立が続けられるように支援してまいります。